ハーレーを説く

ハーレーにおけるバッテリーの役割にはライトをつける以外にも「エンジンを起動させる」というものがあります。エンジンの中にはセルモーターというのがあり、バッテリーはこのモーターを動かし、そこから生まれた運動エネルギーを元にエンジンを起動させます。そのためバイクを動かすにはバッテリーの存在が必要不可欠です。

定期的にバイクに乗っている場合ならば、バッテリーに残っている電力の量を気にする必要は基本的にありません。エンジンが起動するとジェネレーターというところも起動するようになりそこから生まれた電力がバッテリーに充電されるからです。ですが、何らかの事情で長い間バイクを使用していないと、バッテリー内の電力がなくなってしまいバイクが動かすことができないという状況に陥ることがあります。

意図的にバッテリーを充電したい場合は、バッテリーに付属している充電器を利用するようにしましょう。プラグをコンセントに差し込み、端子をバッテリーに入れれば充電がおこなわれて、走れるようになります。道中でバッテリーが亡くなった場合は「コンパクトジャンプスターター」などの携帯式の充電器を使用してください。

メンテナンスフリーであることが多いバッテリーですが、長期に渡って使い続けると部品に劣化によって、電板とバッテリー液で化学反応起きずに、電力が発生しなくなることがあります。バッテリーの寿命が尽きるとそうした現象が発生しやすくなるので、定期的にバッテリーを交換するようにしましょう。バッテリーの寿命は基本的には2年から3年ほどですが、AMGバッテリーならばそれよりも長持ちします。

アメリカ製のオートバイの中でも人気のブランドは、ハーレーです。中高年の男性を中心に根強い人気があり、春やあきなどのドライブ日和の時は高速道路を運転する姿をよく見かけます。高速道路は運転しやすく高速道がだせる反面、雨天時はスリップしやすく万一転倒すれば自身が大怪我するだけでなく、他の車も事故に巻き込む恐れがありますので注意が必要です。

ここではハーレーの雨天時の注意点を幾つか紹介します。
まず大切なのはタイヤの性能です。ドライブに出かける前にタイヤの磨り減り具合や、空気圧を確認しましょう。二輪車は予想以上にタイヤの消耗が激しいので早めの交換を推奨します。その際雨でスリップしにくいタイヤを選定して下さい。次に大切なのはドライビング方法です。ハーレーは非常に安定感がありますが、無理にスピードを出したり車線変更を繰り返すと、その分事故のリスクも高まります。
ドライブ計画は余裕をもったスケジュールにし、無理に急がなくても良いようにしましょう。

雨が降っているとどうしても焦りが生じてスピードが出やすくなりますが、気持ちを落ち着かせて安全運転を心がけてサービスエリアで休息をとる事が大切です。

またヘルメットやライダースーツの選定も重要です。視界が悪化しないよう保護ガードのついたヘルメットを装着して、視界を確保して下さい。
ライダースーツは当然撥水性のもので、全身ガードするタイプがお勧めです。体温の低下を防いでくれます。