エンジンやマフラーが奏でる音で楽しむ

エンジンとマフラー音

日本でも愛好家の多いハーレーですが、その理由にエンジンとマフラーの音というキーワードがあります。

基本的にハーレーダビットソンには、700CCを超える大型のエンジンが搭載されています。2つのシリンダーが45度の角度で配置されているのが特徴で、アメリカンスタイルという呼び名があり、そのシリンダーの数が多いほどエンジンの回転数を上げやすく、最高速度に優れているのが特徴です。

もう一つ音に欠かせないのがトルクというワードです。トルクとは、ピストンが1回の爆発で発生させる力の大きさのことで、回転数が多いほど馬力が大きく、加速度も上がり、それに比例してエンジンも爆発力のある音を奏でます。

そしてあと一つ欠かせないのがマフラー。マフラーにはエンジンが出す排気音をふかす効果と、排気音を軽くする消音効果、エンジンの底力を最大限に引き出すチューニングの効果があります。マフラーが奏でる継続音の振動と鼓動が、体内に響き渡るのです。この感覚が病みつきになり、乗るたびに新しい感動が生まれます。世界中のあらゆる世代を虜にしている理由も、あながち偶然ではないことが理解できます。

もう一つハーレーダビットソンのマフラーは、デザインや素材、カラーなど自分好みにカスタマイズできる点も人気で、お気に入りの一台に仕上げることが出来ます。それにより、振動や継続音にも違いが生まれ、それぞれ特徴の異なったハーレーが走ることで、これからも多くの人を魅了するバイクとして君臨していくのでしょう。